2026/03/15 17:37


今回は植物としてのコーヒーについて深堀りしていきましょう。

コーヒーはアカネ科コフィア属に属する熱帯植物です。
コフィア属には数多くの種が含まれますが、
全生産量の60%を程度を占めるアラビカ種
それに次ぐ40%程度の生産量のカネフォラ種が商業上では主になります。

それぞれ適正な栽培条件が異なるため、
国や地域によって栽培している種が異なりますが、
いずれも赤道を挟む南北約25度のコーヒーベルトと呼ばれる地帯で栽培されています。

アラビカ種

現在のエチオピアが原産。
標高500m~2000m以上の高地に適し、中南米、アフリカ、アジアなど
コーヒー生産地全域で栽培されている。
栽培に適した条件は、
気温15~24℃
年間降水量1500mm~2000mm

良質な酸味を持ち、香味に優れているが、
高温多雨、低温少雨の両方に弱いなど栽培条件が限られている。
また病害虫に弱く、1本の木からの収穫量も少ない。


カネフォラ種(ロブスタ種)

中部アフリカのコンゴが原産とされる。
本来カネフォラ種のなかの品種の1つがロブスタ種であるが、
一般的にカネフォラ種=ロブスタ種とされている。
高温多湿に強く、標高500m以下の低地で栽培。

酸味がほとんどなく苦みが強い味わい。
ストレートで飲むことは少なく、インスタントコーヒーや缶コーヒーなどの
工業用に利用されることが多い。
アラビカ種に比べ病害虫に対する耐性が強く、
1本からの収穫量も多い。


次回はアラビカ種について細かくみていきます。