2026/03/29 10:46

レギュラーコーヒーで主に流通しているアラビカ種
風味や香りに優れているものの、病虫害に弱いため
各国で盛んに品種改良が進められてきました。
突然変異で誕生した品種も含めると、現在では70種類以上になります。
今回はその中からいくつかご紹介します。
ティピカ
アラビカ種の中でも最も原種に近いとされる歴史ある品種
サビ病に弱く、現在では生産量が非常に少ない
ブルボン
イエメンからブルボン島(現在のレユニオン島)へと移植された木を起源とする品種
粒は小さいが、良質な香りとコクを持つ
流通量は少ない
ゲイシャ
1931年にエチオピアで発見された品種
2004年にパナマ・エスメラルダ農園のゲイシャが史上最高値で落札され注目を浴びた
ゲイシャだけは香りでわかるという人がいるほど突出した個性を持つ
カトゥーラ
ブラジルで発見されたブルボンの突然変異種
形が歪でゴツゴツしており、豊かな酸味が魅力
グアテマラやコスタリカなど中米諸国で多く栽培されている
パカマラ
エルサルバドルで開発された大粒の交配種
適度な苦み、酸味、コクを備えており、豆が柔らかく焙煎しやすい
エルサルバドル、グアテマラなどで栽培されているが、収穫量は少ない
ムンド・ノーボ
ブルボンとスマトラの自然交配種でブラジルの主力品種
環境適応力が高く病害虫に強いが生育がやや遅い
苦味と酸味のバランスが良く、量が多く取れる
「ムンド・ノーボ」とは新世界という意味
ジャバニカ
インドネシア・ジャワ島で生まれた交配種
ニカラグアのコーヒー研究所が持ち込み、現地で品種化した
ゲイシャと同系統で柑橘類の香りをもつ
野菜や果物が品種改良を経てきたように
今日のコーヒー豆も様々な試行錯誤を経て楽しまれています
